2010年06月12日

Google MapsとGISの違い



Google Mapsの登場以前から、地理的なデータと地図を用いてシステ

ムを構築するためのGISというソフトウェアは存在しました。


では、その違いは何かということですが、単に地図や航空写真を見

たいだけであるとか、数百点程度の少数のデータを地図の上に重ね

て見たいという程度のことが要件であれば、違いはありません。


Google Mapsで十分にできてしまいます。しかも無料(※)だし、操

作性は素晴らしいです(Google Maps登場以前のWeb GISで構築され

たシステムをたまに見かけますが、かなり残念な出来です)。


(※)ただしライセンスのみ。また、開発したアプリケーションはイ

ンターネットに制限なしで公開しないといけない。



これが、データベースで管理したデータを表示したいとか、デー

タの属性で検索したいとか、空間解析を行いたいとか、GISで作成

した複雑なデータを表示したいとか言うことになると、通常はGIS

の出番になります(データの表示や属性検索するくらいなら、Oracle

やSQL ServerなどのRDB + Google Mapsでも可)。


要は、Google Mapsには地図や航空写真、住所などのGoogleが提供

するデータと、開発者が任意のデータ(店舗や路線など)をGoogle

Mapsに表示するための機能だけがあるのです。


よって、地図系のWebシステム構築の際のオプションとしては、

(1)Google Maps APIを用いて、Google Maps上にデータを表示す

る。データは、txtやcsvなどのファイルか、データベースから取

得する。


(2)GISを用いて本格的なWeb GISを構築する。


があります。また、最近は一部のGIS(ArcGIS ServerとかgeognoSIS)

では、GISを(1)のデータベース代わりに使って、Google Maps上に

表示し、Google Maps上から検索などのGISの機能を使用できるもの

も出てきています。



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posted by webmapper at 18:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | Google Maps API | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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